Wheel of Lifeのブログの2回目は、こころのウェルビーイングについてスポットライトを当ててみようと思います。
最近の調査では、メンタルヘルスに関連する疾患を抱える人は世界で7億9200万人とされています。
これは世界人口の十分の一以上にあたります。すでに大きな数ですが、メンタルヘルスの疾病は一般的に実際より少なく報告されているのが現状です。
メンタルヘルスの不調は深刻な疾病を引き起こすリスクを誘引し、からだの健康にも大きく影響します。ですから、からだとこころ両方の健康に留意し、健康を全体として理解することがとても重要です。それが新たにローンチしたWheel of Life デジタルヘルスエンゲージメントプラットフォームの主な目的です。
こころのウェルビーイングについて
からだの健康に関する前回のブログでお話しましたが、からだとこころは密接な関係です。こころが健康になるほど、からだやウェルビーイングにも良い影響が出ます。
Wheel of Lifeデジタルヘルスエンゲージメントプラットフォームは、健康をできるだけ正確に、かつ包括的に計測する目的のもと、7つのカテゴリーから構成されています。7つのカテゴリーは、からだ、こころのウェルビーイング、アクティビティ、睡眠、マインドフルネス、セルフコントロール、そして食生活です。

こころのウェルビーイングのカテゴリーでは、それを説明するデータに焦点を当てています。 根拠に基づく心理学的アセスメントを用いたデジタルコーチを取り入れ、ユーザーのこころや精神の健康状態を1から1,000の数値で表します。この数値がこころのウェルビーイングのサブスコアになります。
心理学的アセスメントでは、スマートコーチが専門家によって監修された質問をしていきます。
ユーザーについて理解していくにつれ、適した目標やライフスタイルの改善、感じている痛みを和らげるための記事などをコーチが提案します。
Wheel of Lifeのこころのウェルビーイング
からだやこころの痛み
からだの痛みとこころの痛みは脳にとってほぼ同じであることをご存じですか?
からだとこころの痛みの神経反応は、かなり重なっていることが最近の研究で明らかになっています。社会的な苦痛が、それに適応するための進化を促したかもしれません。身体的な苦痛も同様かもしれません。
ですから、からだの痛みをケアするようにこころの痛みや社会的な苦痛を理解して管理することが重要です。
アクティビティを妨げるこころやからだの状態
からだやこころの不調は日常生活やアクティビティに大きく影響を及ぼします。フラストレーションや絶望感から、不安が拭えず慢性疾患を引き起こす可能性もあります。
デジタルコーチは、からだやこころの状態が日常生活に支障をきたしていないかとユーザーに問います。それは不調のサインを早期に見つけ、初期段階で治療することの重要さを伝えるためです。
うつな気分
他のこころの病と同様に、うつ病であることをオープンにすることは簡単なことではありません。根拠に基づく心理学的アセスメントは、ユーザーが率直になり、落ち込んだ気分や悲しさを頻繁に感じるかどうかを気取らず話せるよう促します。 さらに将来や社会的な関り、人生全般について良好と感じているかどうかも質問します。
うつ病のサインが見つかったら、コーチはかかりつけ医や専門の医師に相談することを促します。
これは、うつ病の進行を妨げ極めて重要な早期治療へユーザーが踏み出すための後押しです。
メンタルヘルスは重要
最近のSNSのハッシュタグや世界的メディアを見ると、こころの健康やウェルビーイングを広く公にするケースが増加しています。からだの健康を話すこと同様、こころの健康について話すことは極めて重要なことなのです。
生命保険会社や企業のウェルネス提供者に必要なのは、こころの健康に関する新たなムーブメントに反応すること、そして顧客や従業員にこころの健康を重要視していることを伝え、その具体的なソリューションを提供することです。
Wheel of Lifeを導入すれば、顧客や従業員に包括的な健康を目指したライフスタイルを促し、医療費の削減や病欠の減少という結果にもつながります。
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Wheel of Lifeの7つのカテゴリーをテーマにして、毎週ブログを更新します。次回のテーマは睡眠です。お楽しみに!