Wheel of LifeTMのブログも残り2回となりました。今回のテーマはセルフコントロールです。
セルフコントロールのセクションには、アルコール、カフェイン、ニコチン摂取が含まれています。こういった物質の摂取(または過剰摂取)による危険について、広く見ていきましょう。
ニコチンの摂取
ニコチンが極めて常習化しやすいのは、タバコ、葉巻、Eシガレットが主な原因です。現在、世界人口のおおよそ19%が喫煙者と言われており、そのうちの半数がタバコが原因で死亡しています。
毎年800万人以上がタバコで死亡している
米国公衆衛生局長官は2010年、ニコチンの常習性はコカインやヘロインと同等であると結論づけました。問題の根底は私たちの認識にあります。アルコールと同様、ニコチンは多くの国々で社会的に許容されていると認識しているからです。エンターテイメントやポップカルチャーでタバコが一般化されたことも原因かもしれません。
極めて常習性が高いことに加えて、ニコチンは心臓や、再生機能、肺、腎臓などに危険な副作用をもたらします。さらには、ガンを誘発する可能性があるという多くの一貫した研究結果があります
ニコチンに加えて、タバコそのものも深刻な疾病を引き起こします。それはガンや心血管疾病、慢性閉塞性肺疾患です。
喫煙者に大きな代償がともなうのは確実です。デジタルヘルスエンゲージメントプラットフォームのWheel of LifeTMは、ユーザーが喫煙者なら積極的に禁煙を促します。
アルコール摂取
多くの国々において、社会生活においてアルコール飲料は大きな存在です。それゆえアルコール依存や過剰摂取、乱用による危険を見過ごしがちです。
アルコール摂取による死亡は毎年世界で300万人
WHOが指摘するように、アルコールは15才~49才における早期死亡や身体障害を引き起こすリスク要因であり、この年令層の死亡原因の10%を占めています。総合的には、害を及ぼすアルコール摂取が世界の疾病負荷の5%以上を占めています。
害を及ぼすアルコール摂取は、深刻な疾病を引き起こす可能性があります。いくつか例を挙げると、膵炎や様々なガン、Ⅱ型糖尿病、高血圧、心疾患や肝疾患で、長期的なアルコール乱用による疾病です
過度のアルコール摂取とは、スタンダードドリンクを女性なら4杯以上、男性なら5杯以上を一回に摂取することです。一方、多くのヘルスケア従事者が推奨するのは、スタンダードドリンクを女性なら一日に1杯、男性なら2杯です。スタンダードドリンクの定義は国ごとに違います。ご注意ください。
したがって、たまにしか飲酒しない人や一日の許容量を超えない程度に飲酒する方の死亡リスクは、飲酒をまったくしない人と似通っています。
カフェインの摂取
許容量ゼロのタバコと違って、適度なカフェイン摂取は健康全体に好影響をもたらします。定期的にコーヒーを飲む人は、例えばⅡ型糖尿病の疾病リスクが非常に低いといった研究もあります。別の研究では、軽度から中度のコーヒー摂取が死亡率を下げるとしています。
しかし成人が一日4杯以上のコーヒーを摂取することは推奨されていません。それが情緒不安、頻脈、不眠、頭痛、筋肉振戦といった副作用や合併症を防げる境界線です。
コーヒーを飲む場合、砂糖の摂取に気を付けましょう。 WHOは、健康的な食生活のために加糖飲料の摂取を制限するよう推奨しています。
どんなに小さなことも重要
デジタルヘルスエンゲージメントプラットフォームのWheel of LifeTMでは、カフェイン、アルコール、ニコチンの摂取を減らすという目標を立てることができます。もちろん対象のユーザーに限ります。禁煙に関連する目標では、実際にタバコを遠ざけることだけでなく、ユーザーを禁煙達成への正しいマインドセットに導きます。

利用開始時、ユーザーは緻密に設計された質問に回答し、喫煙者か、かつて喫煙者か、そうでないかが判断されます。これが重要なのは喫煙が健康全体に悪影響を及ぼす、つまりヘルススコアに大きく影響するからです。そしてユーザーは根拠に基づいた質問に回答していき、アルコールやカフェインの摂取が健康的に許容範囲かどうか判断されます。
保険契約者や従業員のアルコール摂取が減少すれば、彼らがより健康になれるだけでなく、企業側にも多くのメリットがあります。例えば、高血圧や高コレステロールのリスク軽減、肝機能の改善、より良い睡眠、その結果としてよりエネルギッシュになったり、精神的かつ肉体的な健康につながります。他にもたくさんの良いことがあります。
禁煙を始めたら、それはすなわち健康改善の始まりです。最初に現れる禁煙の効果として、呼吸の改善、血液循環の改善、免疫システムの安定化があります。禁煙後2~3年すると、ガンや発作、冠状動脈性心臓病といった深刻な疾病リスクは大いに減少します。
ですから私たちは、個人のライフスタイルや健康に関するどんな小さなことも重要だと考えます。健康全体を数値化し、ユーザーをより健康へと導くお手伝いをします。何よりも#wecareだからです。
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Wheel of LifeTMの7つのカテゴリーをテーマにして、毎週ブログを更新します。次回は1月11日、最後のテーマはマインドフルネスです。お楽しみに!